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どんなことでも、「継続」があってこそ、「身につく」「体にしみ込む」という再現性の高いレベルに近づき、その先にチャンスが増える!これは誰しも実感としてわかることでしょう。とは言うものの、やはり人間ですから、途中で止めてしまったり、気持ちが冷めてしまったり、なんてこともありますよね・・・。私自身、自分でやってみないと気が済まないタイプなので(笑)趣味歴は多いのですが、今も続いているものもあれば全く興味のなくなったものもあり、いったい何が違うんだろう?という疑問が、今ふっと脳裏をよぎりました。みなさま、いかがでしょうか。

そんなことを考えているうちに、「長く続けているもの」を沢山持つことは、現実的に難しいのではないか? そもそも人間そんなに器用なのだろうか?そんなふうに思えてきました。一芸に秀でたプロや巧みの技を操る職人等、まさしく「二兎を追う者は一兎をも得ず」の世界で生きる人は、そのストイックさをメディアが取りあげることも多いですが、「仕事」に対して一心不乱に挑む気高さが、ある意味、日本人の美学ともいうべき精神とマッチするのでしょう。

年齢を重ねるごとに、否応なく持つもの、持たされるものが増える一方で、時間は一日24時間・・・、となると、どうしても細切れ時間ばかりになってしまいます。そんな中で、何もかも全てに対して100%とはいかないでしょう。これは子どもたちにも言えることで、特に、高校生は時間に追われながら毎日を過ごしています。上手く折り合いをつけながら、自分のメンタルを維持していく術が求められます。絶対のものは絶対の軸に置き、それはオフにしない、それ以外のものは相対的に強弱(優先順位)をつけてうまく乗り切る。このあたり、ピンと張り詰めた糸がプツンと切れてしまわないように、精神論を押し付けるだけではなく、時間を埋め尽くさないような余裕を持つといった心がけも必要でしょう。ここに「継続の秘訣」がありそうです。

車は、ハンドルに「遊び」があるからこそ安全に走れます。少し似てるかもしれませんね。保護者のみなさま、お子様の様子を見ながら温かいお声かけをお願いします。

# by chikushin-column | 2022-10-18 17:46

前回に引き続き、勉強の仕方に関するお話です。仕方というと、なんとなく「質」を高める、いわゆる方法論や効率性に目が行きがちですが、塾生の様子を見ていますと、それ以前に「量」で圧倒的な差がついていることがわかります。この差を質で埋め合わせるのは難しいだろうなと直感的にわかるくらい、それほどの差があります。

たとえば、先週の定期考査。試験前日に学校のワークが終わってない子もいれば、一方で、ワーク2周プラス(自主的に)塾テキストをやってきた子もいます。では、この差はどこから生じているのかといえば、
①計画即実行!取り掛かるのが「早い」
②勉強中の動作が「速い」※姿勢が良く、無駄がない
このあたりが挙げられます。この「早い」と「速い」の両方ができる子は強いですね。いえ、子どもだけではなく大人社会でも同じでしょう。

塾に来て挨拶した後、「さぁ、今日は何をしようか」と何気なく尋ねてみると、即座に二つ三つ具体的な内容が返ってきます。その瞬発力といいますか、スピード感たるや、お見事です。普段から自分の状態を把握できている証です。このように、リアクションの速さは目的意識の強さに比例します。

教室に入って席に着くと、すぐにファイルを取り出し、付箋を貼り付けたページをさっと開く、そして、すっと勉強に入っていく。使わないものは一切机上に置かず、視野に入れない。その一連の動作の流れは力みがなく、自然体です。これがこの子のペースなんだなと私はそのとき思いました。マイペースという言葉は「ゆっくりでいいよ」という意味で使われますが、「自分のいつもどおり」と捉えるほうが良さそうです。そういう意味で、早さと速さは、本人の意欲や本気度をおしはかる指標となります。また、意外に見落とされがちですが、基本的な読み書きのスピード、特に文字を書く速さは、勉強量そのものに影響を与えます。脳で考えるスピードに手が追いつくイメージを持つようにするといいでしょう。


# by chikushin-column | 2022-09-15 00:18

勉強の「量」というのは、時間だけで判断できません。たとえば、同じ時間をかけたとしても、スピードが速い子と遅い子では学習量に数倍の差が出ます。同じ量を消化するのに半分以下の時間で済む、よって、より多くの情報をインプットできるというわけです。

また、脳と連動したスピーディな手の動き(書く速さ)が必要になってきますが、そのためには正しい姿勢、体力、指先の筋力、無駄のない動きといった身体性も大切になります。「時間を上手に使う!」その意識から「時間の質」が向上し、勉強にも工夫が見られるようになります。

まずは、学習環境を整え、決まった時間に机に向かうことからですが、部屋を模様替えしたり、新しい文房具を購入したり、便利グッズ(付箋や赤シート等)を使ってみたり、そういった変化が気分転換となり、マンネリ化を防いでくれます。意欲を高める工夫を!



# by chikushin-column | 2022-08-25 20:28
親子だからこその喜びもあれば、親子だからこその難しさもあります。いえ、むしろ、我が子の未来を想えば想うほど難しくなる・・・、子育てとはそういった類の永遠のテーマなのかもしれません。巷に溢れる有識者や著名人の「子育て本」を実践しても必ずしも上手くいくとは限りませんし、「そもそも子育てに正解なんてあるのかしら?」といった哲学的な問いにぶつかることもあるでしょう。さらには、「子は親の鏡」とか「親の背中を見て子は育つ」などと言われると、親の方がプレッシャーを感じてしまい、必要以上に身構えてしまう、なんてこともあるかもしれません。

さて、その一方で、「親の心子知らず」という諺がありますが、反抗期の中学生なんかは、この立場を逆に置き換えて、「ホント、子の心、親知らずなんだから」などと友人や私たちのような第三者に愚痴をこぼします。子どもにも子どもなりの言い分がある、そんな様子を見るたびに親子のちょうどよい関係って難しいし、ひょっとすると万人に当てはまる絶対の正解なんてなく、もし、あるとすれば、それは家族ごとに異なるのではないか、そんなふうに思うこともしばしばです。

では、親が子どもにできること、すべきことは何なのでしょうか。それは実のところ親が考えるほど多くはないのかもしれません。子どもは子ども自身の生まれ持った能力を活かし、失敗しながら学び、成長していきます。となれば、親は子どもの成長過程を見守り、長い目で見てあげること、子どもの自立を願い、つかず離れず歩幅を合わせること、程度の差こそあれ、これぐらいの距離感が適切なように思えてきます。また、子どもの側からしても、どんなときも応援してくれる安心感、それがあれば十分なのではないでしょうか。それ以上のことを、親が一方通行で望みはじめると、いずれは衝突したり、極度の依存につながったりすることもあります。天王山の夏、今週から受験生の三者面談が始まりました。どうぞよろしくお願いします。


子育てに正解はあるのか #229号(2022年7月)_d0347964_16013385.jpg


# by chikushin-column | 2022-07-13 16:16

今年は梅雨入りが少し早くなりそうな気配ですが、GW連休明けの5月、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。体調がすぐれないときは睡眠をしっかりとることが一番ですね。さて、そんな5月は子どもたちにとってもハードな時期です。特に入学したばかりの中学1年生は、少し疲れも出てくる頃でしょう。中学生は体育祭が終わると、新学年初の定期考査も控えています。まずは生活リズムを整え、家庭学習の時間を確保し、好循環サイクルを作っていくことが大切です。

また、平日の過ごしかたに余裕を持つためには、土曜・日曜の時間を上手に使うことが必要になってきます。少しでも翌週の課題や提出物(あるいはワーク)を進めておくことで、時間的にも精神的にもゆとりが生まれます。土・日を完全オフにしない。逆にその時間を有効に活用する。オススメです。

もう一点、学校からの宿題に関してですが、小学生と中学生では内容がかなり異なります。(中学と高校でもギャップが大きい。)中学生の日々の宿題は、基本的に「自学」がメインのため、全員共通の宿題をしているわけではありません。よって、そもそも家庭学習の自由度が高い分、その取り組みかたや内容で差がつきやすくなっています。こういった状況を踏まえ、当塾では、家庭学習の仕方や自学ノートの有効活用について、ことあるごとに話をしたり、良い例を見せたりしています。また、ワーク提出についても、試験範囲表が出てから取り掛かるのではなく、学校進度にあわせて、日頃から復習のつもりで進めておくことで、テスト直前に慌てることもなくなるよね、と話をしています。中期的な計画性と実行力が求められます。早い段階で身につけたいですね。

何事も最初が肝心ですので、勉強に対する意識やテスト準備については、今月以降、お子様方には再度お伝えしていきます。中学生の保護者様とお話しておりますと、「小学生の頃は家でよく勉強してたのですが…」といった声を聞くのですが、本人の気持ちの問題だけではなく、前述の通り、幾つかの要因があります。今がリセットのタイミング!改善していくために、まずはご家族で「目標を決めること」から始めるのも一手です。



# by chikushin-column | 2022-05-16 20:08