習慣 #145号(2015年7月)

今回は「習慣」に関するお話です。

個人的な意見ですが、習慣は「作ろう」と思ってできるものではなく、「結果的に習慣になっていた」というのがほとんどのケースだと思います。人は今までと違うことを試みようとするとき、現状維持の気持ちが必ず生じますから、よほど大きな危機感、またはメリットがない限り、習慣を作り変えることは至難の業なのです。(私も三日坊主で終わったこと数知れず…笑)いったん身に染み込んだ習慣は、もはや癖(クセ)と言っても過言ではないレベル。だからこそ、早いうちに良い習慣、良い心構えを脳と体に覚え込ませておくべきだと言えるでしょう。

では、どうすればいいのかということになりますが、ここからは論点を絞り込んで、お子様の学習面・生活面のことを端的に。

中学生・高校生は、「毎日必ず勉強する」ということ、シンプルですがこれに尽きるように思います。宿題やワーク課題だけで構いませんが、短時間でも、ただし、どんなことがあっても「毎日」続けること、ここからしか本質的に変わっていかないようです。勉強のことを常に頭の片隅に置き、一日の生活リズムの中に位置づけることを心がけてください。学年が上がるにつれて、それが大きな武器になっていきます。

このこと(毎日勉強)ができるようになれば、あとはそこから日々の達成感が生まれ、目標に対してアプローチしていく感覚を持てるようになります。自分なりの「工夫」が見られるようになった頃には、勉強に対する捉え方が一歩成長した証、つまり良い習慣が身についてきた証といえます。


ご家庭では、この好循環サイクルに持っていくために、継続的にお声かけいただくだけで十分かと思います。その際、相矛盾するようですが、ある程度、寛容さも必要でしょう。点数や偏差値だけでなく、様子や言動の変化に気づいてあげてください。それがお子様にとって一番のモチベーションになります。
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by chikushin-column | 2015-11-05 16:54

毎月お渡ししている塾生保護者様への塾報(ちくしん通信)から、「塾長コラム」欄を抜粋したものです。どうぞ、ご一読ください。(文責 今井)


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