基礎ってなんだ? #169号(2017年7月)



塾生たちの話を聞いていると、どうやら「(自分は)基礎は大丈夫だ」と思っている節があります。「基礎」とは、教科知識や解法のベースとなる土台部分、それは間違いではないのですが、しかし、それだけではありません。

今回のコラムは、基礎・基本・応用と3つに分けたうち、基礎に焦点を当てたいと思います。 まず、前提として、基礎は見えにくいものだということです。例えば、家屋等の建設工事を想定してもらえればイメージしやすいかと思います。 

では、学習面における基礎とはどういったチカラのことかと言えば、やはり、「読み書き計算を独力で正しくできること」になるでしょう。この部分を小学生時代に習得しておけば、処理能力がグンと上がるため、時間に追われる中学・高校時代も乗り切りやすくなります。基礎力は科目横断的なチカラですから、当然、実力テストの成績も安定してきます。 

そして、もう一言。これはあくまで私見ですが、実は、基礎こそ奥深くて面白いのです。汎用性があり、お得な知恵や情報がたくさんあります。学習の楽しさは、知識を結び付けて正しく組み上げ、その先に見え隠れする何かを、想像力を働かせて一般化したり法則性を探ったりすることにあります。こういった態度も、学習に必要な基礎的な資質であり、それは日常における思考の「習慣」から作られていきます。習慣は無意識の意識、大事な土台です。



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by chikushin-column | 2017-09-07 14:05

毎月お渡ししている塾生保護者様への塾報(ちくしん通信)から、「塾長コラム」欄を抜粋したものです。どうぞ、ご一読ください。(文責 今井)


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