夏期講習の狙い #181号(2018年7月)


 夏の塾の授業は、どの学年も「復習」による「基本」の完全習得が狙いです。基本問題を確実に解ける状態へ押し上げていくことが、長期的な成績安定につながるからです。

 さて、学習内容を「基礎・基本・応用」と三段階に分けたとき、基本をマスターするためには、まず、その前段階の「基礎(見えない部分)」を整える必要があります。中学生の場合、この基礎部分とは「小学校内容」にあたります。中学生の伸び悩みの原因は、小学校高学年での躓きだと言ってもいいでしょう。特に小5あたりがポイントですので、小学生の保護者様はテストの答案や普段の家庭学習プリントの出来具合を見てあげてください。

 そして、もうひとつ。成績向上に欠かせない大事な考え方があります。それは平易な基本問題レベルばかりを反復練習しても、基本を習得したことにならないということ、つまり、基本を完璧にするために、基本問題ばかりを繰り返し解くだけでは、それを使いこなすレベルにはいつまで経っても到達できないのです。汎用性の高いチカラに昇華させるには、やはり応用問題に当たりながら「基本」の活用法を学ぶことが必要。応用問題は基本事項が複数重なり合っているだけですから、臆することなく、応用問題にも取り組んでほしいと思います。基本を固めるうえでそれが効率的かつ効果的です。



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by chikushin-column | 2018-08-25 13:31

毎月お渡ししている塾生保護者様への塾報(ちくしん通信)から、「塾長コラム」欄を抜粋したものです。どうぞ、ご一読ください。(文責 今井)


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