先月の塾報コラム(この欄)の最後に、「学びの基礎となる聞く姿勢を大切に指導していきます」と書きました。今回はその続きといいますか、少し深掘りしてみます。
新年度スタートのこの時期は、勉強の取り組みかたに関するオリエンテーションや、先輩卒塾生からの体験談を聞くといった機会を増やしています。こういった時間、塾生の様子を見ておりますと、集中力があり、前を向いてよく聞いています。また、先日は、とあるクラスの授業で、「よく聞くとは具体的にどういった行動や心理のことでしょうか?」と問いかけ、意見を出してもらいました。
さて、言語の四技能(読む・書く・話す・聞く)のうち、「書く」と「話す」は、他者への伝達手段として自ら言葉を発する必要がありますが、その一方、「読む」と「聞く」は自分の中に落とし込む行為であるため、他者が当人の状況を把握するのは困難です。どの程度きちんと読んでいるか、話を聞いているかについては、当の本人にしかわからない。ですから、フリをしてごまかしたり、程度に強弱をつけたりすることが自分の心持ち次第で容易にできてしまうわけです。質問される、答えなきゃいけない、そういった状況下では、特にしっかり聞こう、読もうとするのは、他者とのコミュニケーションとして必要であり、また、それがマナーであることを自覚しているからです。(こういったことから、当塾では、塾生↔講師の双方向のやりとりを増やし、発問と発言が活発な授業を進めています)
一対一の場面だけでなく、大人数のときも、「自分事」として話を聞く、聞き逃さない、自力で読む、そういった学びの土台を整えることによって、学習効率がアップし、他者に依存せず、自学ができるようになっていきます。
昨日オール5の塾生が「自学ノート(毎日提出)」に取り組んでるのを見てたんだけど、それはそれはギュウギュウ詰め!数学のハイレベル問題集ぎっしり解いてた。意味のある勉強+有意義な時間にしたいという意志が表れてた。自惚れることもなく、人の話をよく聞き、自分のことをちゃんとわかってる。さす…
— ちくしん今井のつぶやき (@chikushin2) April 16, 2025
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by chikushin-column
| 2025-04-19 12:22





